早春の山を背景に建つ天悠。木を使った和風建築ながら、そのシャープでモダンな佇まいに、「ここなの!?　ステキ！」と、さっそく女子旅のテンションが上がります。

「落ち着いた雰囲気だけど、贅沢感たっぷり。非日常にうっとりしちゃう！」（堀さん）

「大きな窓から山の緑がばーんと目に飛び込んできて、開放感が気持ちいい！」（猪鼻さん）

と、二人のハートを掴んだロビーでチェックインを済ませると、しばし部屋でのんびり時間。

山の緑を望むバルコニーには信楽焼のバスタブが置かれ、お部屋でも温泉を楽しむことができる全室露天風呂付き。室内は、和の温もりとダークカラーの家具類の都会的な印象、そして窓の外の緑が調和して、上質なくつろぎ空間を演出しています。

「いつも温泉宿を決めるとき、ベッドの部屋か畳の部屋か迷うんです。畳でのんびり過ごすのも捨てがたいし、ベッドの快適さも欲しい。だから“和室なのにベッド”のしつらえもうれしいポイント」（猪鼻さん）

「ロビーもお部屋も、リラックスしてのんびりしつつ、たくさん写真を撮りたくなる雰囲気です」（堀さん）

山の向こうから朝日が昇り、爽やかな朝が訪れると、満たされ気分で心地よく目覚めた二人。朝食は和食をチョイス。

「温泉旅館の朝ごはん大好き！」（猪鼻さん）

「私、残したことないかも（笑）」（堀さん）

小田原の鯵の干物やかまぼこ、地元箱根の名水で作られた「姫乃水豆腐」の湯豆腐など、和のやさしい味が、リフレッシュした身体にじんわり満ちていきます。

チェックアウトの際の「ぜひ庭園もご覧ください」とのオススメに、出発前に庭園散策。春の訪れが一足遅い箱根では、庭の木々はまだ芽吹きのシーズン。淡い緑が柔らかな午前の光に映えます。

「川の水音がいい感じ。これから草花がどんどん成長していったら、もっと気持ちよい空間になりそう」（猪鼻さん）

「夜にライトアップしてもステキかも！」（堀さん）

川を遡るように庭園の石段を上っていくと、小さな赤い鳥居。箱根神社の分社である、温泉神社です。なんでも、縁結びのご利益があるとか。「女子旅っぽい（笑）」とお参りして、今回の二人の旅はおしまいです。

「温泉の力って、仕事で忙しい時とか、カラダが凝り固まっている時にリアルに実感しますが、今回の露天風呂の絶景＆温泉効果は絶大でした！」（堀さん）

「旅行って非日常感も大事。上質な空間でちょっと贅沢したいという願望も満たされました！」（猪鼻さん）