天悠に到着すると、スタッフの方々が心のこもったご挨拶をして出迎えてくれます。
今回宿泊した特別客室は「仙石原」。
お部屋のテーマは「うつろい」で、古くから日本の自然と四季の移り変わりを表現するすすきと月をモチーフにしたつくりで秋を連想させるお部屋になっていました。
まるで、自然を楽しむために建てられた草庵のよう。シンプルで繊細な女性らしい純和風の設えになっていて、曲線が美しいお部屋はとても安らぎを感じられ、1泊2日ののんびりとした時間を過ごすにふさわしいお部屋でした。
テラスにある椅子は中秋の名月には月が絶好の位置から望め、天気が良ければ最高のお月見ができるそう。

ひとり旅でプロのチカラを借りた１つめはスパの施術です。
時間を贅沢に使おうと予約をしました。
庭園内の離れにある「庵スパ箱根」は、静かな空間でお庭を眺めながらトリートメントが受けられ、都会では味わえない時間が過ごせるということでスパのリピーターも多いとのこと。「和」のこころを大切にされているので使用しているコスメにこだわりを感じました。
特別客室ではその「庵スパ箱根」のメニューをお部屋で叶えることもできます。せっかくなのでインルームスパをお願いしました。
様々なブランドを取り扱っているのですが、漢方で有名な「KAGAE」のハーブエッセンスでトリートメントを行う「カガエ和漢テラピー」にしました。カウンセリングを行い、和漢エキスのエッセンスは自身で選べ、私はシャクヤクを選択。お肌の弾力とハリを与えキメの整った肌へ導いてくれるそう。スパの予約前に客室露天風呂で湯浴みをしたので、体があたたかいままお部屋でトリートメントをしていただけました。全身の滞りも改善され、このまま眠りにつくことができました。

翌日は天悠のサービスである、車をチャーターしてお出かけする"絶景朝さんぽ"にて箱根の自然を満喫する旅に出かけました。
後編では、こちらの”絶景朝さんぽ"に加え"秋の箱根スイーツ"もご紹介します。