大正ロマンをテーマにしたモダンなお部屋。
お部屋についた露天風呂でしっとり潤う時間を過ごしました。
今回は、特別客室【小涌谷】にステイ。
こちらのお部屋は、天悠がある「小涌谷」を名に冠しており、アンバサダーレポートのラストを飾るのに相応しい客室です。
玄関には大正を代表する画家「竹下夢二」がデザインした着物柄の椿が壁紙に使われていてハイカラな空間を感じることができます。お部屋にはいると市松模様の壁紙やプライベート庭園の床石にも施されており大正ロマン溢れるモダンなお部屋になっておりました。
プライベート庭園には、ホテル小涌園の庭園のシンボルでもあるシダレザクラとモミジが植えられており、小涌谷の歴史を感じることもできます。
お部屋には、心地よい音にこだわりを持つ木製のスピーカーもありお気に入りの音楽を楽しめました。
夕食は冬の献立になっており、日本の食材をフレンチにアレンジしたお肉料理など、舌はもちろんのこと、目でも楽しむことができます。
そして、季節ごとに旬の味覚を楽しめる炊き込みご飯。冬はタラバ蟹の炊き込みご飯でした。ふっくら炊きあがったお米の上にはたっぷりのタラバ蟹の身が載せてあり、何とも贅沢なお食事でした。
客室には陶器の内湯と岩風呂の外湯があり、両方とも楽しむことができます。
かけ流しの温泉で、お肌もしっとり潤い、寒く乾燥する時期は特に嬉しいです。
翌日はずっと行きたかった「ぱんのみみ」へ。有名な渡邊ベーカリーの厚切り食パンをくりぬいた器の中に、シーフードがたっぷりのグラタンが入っているんです。
ふわふわなパンに、アツアツ、クリーミーなホワイトソースを絡めて食べるのは至福です。
食後はラリック美術館へ行き、ル・トランを体験。
アガサ・クリスティなど有名人や各界の著名人も満喫したオリエント急行の列車内で優雅なティータイムができます。
オリエント急行の運行当初は庶民の年収ほどの利用料だったそうで、その当時から使われてきた椅子に座ると、タイムスリップしたかのような何だか不思議な気持ちになりました。
小涌谷の歴史と魅力が詰まった特別客室【小涌谷】で特別なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。